暗号資産の資産運用の1つとして「積立投資」という方法があります。
積立投資とは、同じ金融商品を毎月(毎週、毎日など)一定金額を購入しているという投資方法です。
少額から始めることができ、自動で積立を行ってくれるサービスを提供いしている取引所も多いので、初心者にはオススメの手法です。
今回はそんな、暗号資産の積立投資に関してご紹介します!
・積立投資を始めるメリット・デメリット
・積立投資が出来る取引所のご紹介
・暗号資産取引、初心者の方
・面倒な手続き無しで暗号資産を購入したい方
暗号資産で積立投資を始めるメリット
まずは積立投資を始めるメリットについてご説明します。
積立投資を始めるメリット
- ドルコスト平均法を活用した資産運用
- 少額から投資が可能
- 無理なく継続できる
積立投資の1番のメリットは「自分の感情に左右されずに取引が行える」という点です。
暗号資産を購入する際、できればレートが低いときにたくさん買って、レートが高いときには購入を控えたいですよね。
しかし、「もう少しレート下がったときに購入したいな〜」といった感情が働くと、そのままレートが上った場合、結局通貨を購入できなかったということもしばしば。
積立投資では、そのような人間の感情に左右されず「常に一定の金額を定期的に購入する」ということが可能です。
「常に一定の金額を定期的に購入する」という手法を「ドルコスト平均法」といいます。
ドルコスト平均法では、
・レート(価格)が低い時には、多くの枚数の通貨が購入でき
・レート(価格)が高いときには購入する通貨の枚数が少なくなります。
そうすることにより、長期的に継続して購入していると必然的に購入単価が実際の平均価格に近づかせることが可能になります。
積立投資では上記のような仕組みで投資を行うため、一括で投資を行うより大きな損失を防ぐ事ができます。
積立投資の最初金額は取引所によっても様々ですが、最小で1円から開始することができます!
取引所名 | 月の積立最小金額 |
ビットフライヤー | 1円 |
GMOコイン | 500円 |
コインチェック | 10,000円 |
ビットフライヤーでは「1円から」積立を開始することも可能です。
現在、ビットコインの価格は約315万円です。
(2022年8月8日時点)
そのため、ビットコインを購入するには大金が必要だと勘違いされている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際のところは、「1円分のビットコイン」を購入することも可能なのです。
暗号資産取引には興味あるけど、そんな大金準備できないし...
そんな心配は要りません!
ビットフライヤーやGMOコインでは毎月1000円からでも暗号資産の積立投資が可能です。
まとまったお金がなくても積立投資は開始出来るので、興味がある方は少額からでも取引を始めてみてはいかがでしょうか?
一度、積立の設定を行うと解除するまでは自動で取引が行われます。
もちろん、やめたいときにはすぐに停止させることも可能です。
もちろん、積立投資の設定をせずに取引所を使ってご自身で毎月(もしくは毎日)同じ金額分の同じ通貨を購入するのが手数料的にも1番良い方法ではあります。
しかし、毎月毎月同じ購入の手続きをするって、意外と手間ですよね。
私もやろうとしてみましたが、購入を忘れてしまったり、レートが高いときの購入を躊躇してしまったり、、、
積立の設定は、1度設定すると、後はほったらかしでいいので無理なく継続すことが可能です!
面倒な手続きは一切ありませんので、めんどくさがり屋さん、忘れっぽい方、皆さんにおすすめできます!
暗号資産で積立投資を始めるデメリット
次にデメリットについてもご説明します!
積立投資を始めるデメリット
- 短期期間で大きな利益を得るのは難しい
- 取引手数料がかかる
積立投資は毎月少額でも投資していくことで、大きな損失を被ること無く投資を行える手法です。
この手法は、短期的ではなく長期的な投資を考えている際に適しています。
そのため、短期間で大きな利益を得ることは難しいです。
短期間で大きな利益を得たい場合には、積立投資ではなく一括で投資を行ったほうが大きな利益を得やすいです。
しかし、一括で大きな金額を投資するということは、価格が暴落した際のことを考えると、とてもハイリスクな取引方法だと言えます。
一括投資は短期間で大きな利益を得られる可能性がある
→ハイリスク・ハイリターン
積立投資は短期間での大きな利益は得られにくい
→ローリスク・ローリターン
積立投資を行うと、購入レートは基本的に「販売所」のレートが適用されることが多いです。
そのため、ご自身で「取引所」で取引を行うよりもレート悪い場合があります。
また、購入回数分手数料が発生するので、少額で購入頻度が高い場合は注意が必要です。
「毎月1回購入する設定」と、「毎日1回購入する設定」とではどちらにも良い面悪い面があります。
【毎月1回の積立設定の場合】
購入時の手数料は1度のみだが、毎日購入するよりは価格の変動リスクがある
【毎日1回の積立設定の場合】
毎日一定の金額分の通貨を購入するため、価格が変動したとしてもリスクは少ない。
しかし、購入のたびに手数料がかかるので手数料負けしないか注意が必要である。
積立投資が出来る取引所の紹介
じゃあ、実際に積立投資をする場合には、どうすればよいの?
ここまで暗号資産の積立投資のメリットとデメリットに関してご紹介しました。
ここからは、実際に積立投資が出来る暗号通貨取引所をご紹介します。
- ビットフライヤー
- GMOコイン
- コインチェック
ビットフライヤーの提供する「かんたん積立」は1円単位で積立金額を設定することが可能です。
積立の最小金額も「1円」から設定することができ、他の取引所に比べて自分の好きな金額で積立を開始することができます。
積立頻度も「毎日」「毎週1回」「毎月2回」「毎月1回」から選択することができます。
ビットコイン (BTC)
リップル(XRP)
ポリゴン(MATIC)
メイカー (MKR)
シンボル(XYM)
チェーンリンク(LINK)
ポルカドット(DOT)
テゾス(XTZ)
ステラルーメン (XLM)
ネム (XEM)
ベーシックアテンショントークン (BAT)
イーサクラシック(ETC)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
リスク(LSK)
8月に入ってからビットフライヤーで積立投資を開始しました!
ビットフライヤーではイーサリアムを積立しています。
運用報告の記事もまた書かせていただきます!
ビットフライヤーの「かんたん積立」を始める方法に関してはこちらの記事をご参照ください!
初心者にオススメ!かんたん積立を始めてみよう【ビットフライヤー】GMOコインが提供する「つみたて暗号資産」では積立ができる通貨が「19種類」と他の取引所に比べて豊富です!
積立最小金額は、500円から可能なため初心者の方も安心して開始できます。
また、積立頻度は「毎日」「毎月1回(10日)」から選択することが可能です。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ステラルーメン(XLM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
オーエムジー(OMG)
テゾス(XTZ)
クアンタム(QTUM)
エンジンコイン(ENJ)
ポルカドット(DOT)
コスモス(ATOM)
メイカー(MKR)
ダイ(DAI)
カルダノ(ADA)
チェーンリンク(LINK)
ドージコイン(DOGE)
GMOコインでは、ADAの積立投資を開始しました!
今後どんなふうになっていくか楽しみです^^
こちらも、また運用報告の記事を書いていきますね!
コインチェックでは支払い方法が銀行引き落としなので、アカウント内に日本円を振り込む手間を省けます!
積立最小金額が「1万円」と他の取引所に比べて高いため、「毎日」積立を行いたい場合は他の取引所の方でおこなうほうがおすすめです。
しかし、コインチェックではアカウント内の残高から通貨を購入するのではなく、銀行を設定して銀行引き落としで積立を行うため、アカウントに日本円を振り込む手間がいりません。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ステラルーメン(XLM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
オーエムジー(OMG)
テゾス(XTZ)
クアンタム(QTUM)
エンジンコイン(ENJ)
ポルカドット(DOT)
コスモス(ATOM)
メイカー(MKR)
ダイ(DAI)
カルダノ(ADA)
チェーンリンク(LINK)
ドージコイン(DOGE)
まとめ
今回は、「暗号資産の積立投資」に関してご紹介しました。
積立投資は自分で取引を行う必要がなく、一度設定してしまうと後は何も手続きはいりません。
そのため、「暗号資産取引を始めて間もない方」「自分で取引を行う時間がない方」でも気軽に始める事ができます。
また、一括投資を行うより積立投資を行うほうがリスクが低いともいわれています。
損失のリスクをできるだけ減らしながら暗号資産取引を行いたいという方にはオススメの取引です。
これを気に暗号資産の積立投資を始めてみてはいかがでしょうか?